- 工務部
- 2014年 入社
- 機械科出身
新井 陽
仕事の内容
全体の工程でいえばコンベヤの製造から組み立てまでとなりますが、その作業内容は多岐にわたります。まずは設計部から上がってきた図面をもとに、どのような材料がどの程度必要かを判断し、発注することから始まります。こうして仕入れた材料に下地処理や切り出し、加工、塗装などを施し、組み立てるまでが一連の業務です。
もちろん、これらの作業を一人で行うのではなく、部署内で分担して進めていきます。私は工程管理も任されているので、常に全体の進捗状況を把握していなければなりません。そのため、翌日の作業内容とその分担を一覧にした予定表を作成し、部内の全員に配るようにしました。明日の仕事を各自が理解しておくことで準備もできますし、スムーズに作業に入ってもらうのが目的です。当日の作業終了後には進捗結果を記入してもらうなど、業務を円滑に行う工夫をしています。
入社までの経緯
エイブルフソーへの入社動機は、コンベヤのメーカーという点に将来性を感じたからです。それまでは溶接や組み立て、機械修理など、技術者として10年ほど経験を積んだのちに、 プラント建設業関係の現場監督をしていました。現在の仕事は、これまでの経験があらゆる場面で活かされていると感じています。
仕事のやりがい
技術者としてだけでなく、工程管理というマネジメント能力も求められるポジションなので、どうすれば能率をより高めていけるのか、いつも試行錯誤しています。それが結果となって表れると、やはり嬉しいですね。
たとえば、組み上げたコンベヤはお客様立ち会いのもとで検査をするのですが、ここで大きな是正の指摘が入ってしまうと、納期までに新たな作業が発生するので、どうしても余裕がなくなってしまいます。そこで、指摘されやすい箇所は事前に自分で全体チェックをするように。その結果、検査段階での大きな指摘はなくなりました。
エイブルフソーの社風
部署間の風通しもよく、みんながひとつの同じ目線で「ものづくり」をしている会社だと思います。これは一貫製造の強みでもありますが、各工程において部署同士の連携ができているので、予定が立てやすく動きも早い。「原動機を設置したので電気を繋いでもらえますか?」といった要望に電装部がすぐ対応してくれるなど、お互いに柔軟な協力体制ができています。
エイブルフソーが求める人材
求められているのは、やる気があり、かつコミュニケーションがとれる人だと思います。かつて私が親方について修業していた頃、「仕事に慣れるより、まず人に慣れろ」と言われたことがありましたが、まさにそのとおり。厳しい親方でしたが、「部品持ってきました。これは何に使うんですか?」と自分から誠意を持って聞けば、いつでも真剣に教えてくれました。
技術は経験によって身に付きますが、言われるがまま、ただこなすのと目的意識を持ってやるのでは、大きな差が出てくると思います。これは私自身も実感していることです。エイブルフソーは20代の若い技術者も多く、若手の育成にも力を入れています。やる気さえあれば、どんどんスキルを身につけることができる会社です。
1日の流れ
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08:00 出社 作業員の出欠を確認
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08:30 朝礼 本日の作業内容を確認
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09:00 作業開始
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10:00 休憩 休憩所で作業の進捗を聞きながら談笑
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10:30 作業
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12:00 昼食 休憩室で各部署の仲間たちと昼食
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13:00 作業 打ち合わせ(営業・設計部と製作状況の確認)
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15:00 休憩
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17:00 作業終了 片付け/明日の作業内容の確認/書類作成など
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17:30 退社 水曜日は「ノー残業デー」のため、定時に退社